パピリオEP

  • 在庫のキットを整理するために、パピリオを電動で作ってみました。
  • 初めて作る電動機です。
  • 操縦装置は全て交換しました。
  • キットの重いバルサ材も一部交換
  • 軽量化のため前縁内側を削りますが、数枚のリブが割れてしまい、修理しながらの作業になりました。
  • モーターを逆転で使用することも想定して、翼端ウエイトを調整できるよう、ウエイトボックスを作りました。
  • 可変ワイヤーガイドも付けたかったのですが翼端の構造上無理だったので、キットのままにしました。
  • 側板の内張はキットでは2.5mmベニヤですが、0.5mm竹ベニヤを使用しました。
  • エンジンマウントは10×12桜材が入っていますが、モーターをバックマウントで搭載するため必要ありません、補強材として10×5ヒノキ材を使用しました。
  • 同枠は全て作り変えました。
  • 垂直尾翼及びエレベーターの構造を変更しました。

課題の一つが電動システムの冷却ですが、リポバッテリーを主翼の高さに合わせて積みたいので、胴体下から交換する事に、そうすると、胴体スペースの都合上アンプやタイマーはリポの上側に積むことになります。

そこで、ハッチにスピットファイアのような吸気口を付け、さらに同枠に開けた穴からダクトを通して、胴体上部に空気が流れるようにしました。それから、ダクトからの空気を排出するため、胴体両側面に排気口を設けました。ダクトは径の違うストローを組み合わせて作りました。

 

  • 胴体にはグラスを貼ります。
  • 3Gセンサーを胴体内に納めるため、調整用できるようにハッチを設けました。
  • 脚は、カーボン脚に変えました。
  • フイルムは、初めてEライトフイルムを使ってみました。オラカバとそれほど差はないようですが、翼端が若干貼りにくいかな、でも、お安いのが魅力です。
  • 飛ばせる状態になったので、完成前にテストフライトをしました。
  • 前重心だったので後ろに20g錘を積んで1350gになりました、重心位置は前縁とスパーのほぼ中間です。
  • 発売されてから50年近い機体ですが、電動仕様と薄翼が良かったのか、予想外に良く飛びました。       

                                      つづく